気晴らしに。
ばあちゃんは、じいちゃんの姿が見えなくなるとすぐ不安定になって
「どこにいったん!?また誰かのところ行ったんや。じいちゃんのところには女の人がようけ来るけんみはっとかなあかん。」
って血相変えてじいちゃんを探し出す
トイレに行っても家中を大きな声で探し出す
もちろんじいちゃんにはばあちゃん以外に想っている人はいないのに
今日もご飯作った後にじいちゃんが畑に行っていると
「家のご飯やらなあかんのに(もうできてる)。みんな帰ってくるのに(まだまだ帰ってこない)。暗いのに(全然暗くない)なにしよん。早く帰ってきてくれな困る。」
この言葉がずっと続いて、何回もじいを迎えに行く
そんなに考えて、たくさん心配して、ばあちゃんのほうが疲れるだろうって思うけど
毎日、何度も迎えに行く
今日は暖かかったからもう迎えに行くついでに一緒に散歩しようか、気晴らしにもなるし!ってことになってばあちゃんと散歩してきた。
一回じいちゃんの畑に寄って、早く帰ってこいと言うだけ言って、あとは話したり俳句考えたりしながらぐるーーと家の周りを一周。
テレビで認知症には散歩がいい、散歩中に俳句や計算をするともっといい
って言っていたから俳句を勧めながらの散歩。
なかなかできんけど散歩はばあちゃんと私の気分と時間が合えばよくしてる。
今日は2句。調子よかったら10句はつくれるんやけどなあ~~
わたしが休みの時はふたりともにほっとしてほしくてじいばあといる時間を増やしているけど
わたしもすぐいらっとして思ったことを口に出したり、怒って声上げたり、ばあちゃんの話を聞いてあげられてなかったりする。午前中は寝てるし。
う~~~んまだまだだな・・・・・