きょうのばあちゃん~認知症と生きるばあちゃん日記~

認知症とともに生きるばあちゃんと家族の生活を書き留めておくブログ。

この3ヶ月。

 

ひっっっさしぶりの更新~~~

 

この3ヶ月。わたしも実習やら、授業やら、研究やら、趣味のことやら、趣味のことやら、趣味のことやらでバタバタしてて(趣味ばっかり!)、まったく更新してなかったけど、そろそろ書いておきたいことが溢れてきてウズウズするので書き留めとく。

 

ほんとにいろいろあった。ほんとにいろいろ。ありすぎてまとめられん。くらい。

 

5月の下旬には、ばあちゃんのきょうだいが来てくれて、ばあちゃんと一緒にいてくれた。ばあちゃんが会いたい会いたいって毎日言ってたからこっちも来てくれて嬉しかったし、色々話もしてじいちゃんも発散できたんじゃないかな~って。

 

いつもはいないきょうだいが来てくれて、家がワイワイしてるもんやから、ばあちゃんも時々パニックになって、暴れたり騒いだりっていうのもあり。じいちゃんに噛み付きそうになったときはこっちも引き剥がすん必死になって体力奪われた。ちゃんと話をきいてあげんといかんのやけどね…こっちが落ち着かせてあげなあかんのやけどね…なんせ力強いから…こわいやん家族が傷つけあうのみるの嫌やん…っていう言い訳(笑)

 

6月は、家族に認知症の理解とばあの介護協力をお願いしてた。もっと理解してほしい、認知症ってこういう病気で、だからこうやって対応するのが良くて…みたいなのを(伝われ)みんなに教育(っていうほどのものじゃないけど)してた。

看護学生なのに家族になんもできてない自分がほんまに嫌で嫌で仕方なくて。なんかちょっとでもできたらな~っていうただの自己満。だから家族にはこんなペーペーが出しゃばって申し訳なかったけど。

 

でもみんな優しくばあの対応をしてくれるようになって。協力的になって。ちょっとずつやけどみんながばあを支えてくれるようになった。するとあら不思議!ばあの調子が良くなるじゃないか!これにはほんっま感動した。暴れることもイライラすることも少なくなって。なにより家が平和!嬉しい!やっぱり対応の仕方だよ~~これに尽きるよ~~

 

な~んて思ってたら、ここ1ヶ月くらいかなあ…ばあちゃんに幻覚と帰りたい症候群がはっきりと出現しだして。

 

なにもないのに「そこで小さい子が泣いてる!なにしよん!じいちゃん!どこの子えこの子は!ちゃんと見といてよ!」って言ってみたり、「早く帰ろうじいちゃん!こんなよそ様のところでずっとおれん!家に帰らなあかん!みんな待っとるのに!」なんてパニックになってみたり。

 

いやもう幻覚となると、対応がほんまに難しい。私にはみえん人がばあちゃんには見えてるんやもん。

帰りたい症候群に至っては、もうここが自分の家じゃないから、なにを言っても帰るんじゃ!って言うし。(もちろん落ち着いてることもあるし、家やってわかってるときもある)

 

授業とか本で対応の仕方も習ったけどさあ~なかなか上手くいかんくて。イライラして強く言ってしまったり。それは私だけじゃなくて、他の家族も。うちの家族、ほら、短気やから。

どうにかしたいといろいろ模索しながらいまは毎日我が家の平和を願ってるところ。

 

ばあちゃんが例えば施設に入って家から居なくなることで家が平和になるならそうしてほしい。なんていうのは1ミリも考えてない。そんなん私にとっても家にとっても平和じゃない。

 

ばあちゃんが家にいてくれてるから私もここにおれる。ばあちゃんがいてくれての、家の平和を願ってる。し、つくろうって思う。