きょうのばあちゃん~認知症と生きるばあちゃん日記~

認知症とともに生きるばあちゃんと家族の生活を書き留めておくブログ。

ねむけのかち。

 

 

よっぽど眠かったんやろか…

 

トイレ行こうとして眠気が襲ってきたんかな…

 

トイレ前で爆睡してるばあちゃん。

 

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部屋に行く前にばあちゃんちゃんと寝とるか確認しよってルンルンで寝室覗いた時のわたし。ひぃーーーってリアルに声出た。(笑)

 

なんとか起こしてトイレ連れていきました(笑)

 

 

ショートの記録。

 

昨日から一泊二日でショートステイにいってたばあちゃん。

 

ずっとねむいねむい言ってて、薬飲むとそっこうウトウトし始めて、21時には布団入って熟睡。

 

ショートで寝られんかったんやろか…って思いながらショートの記録みたら、やっぱり夜間ほとんどねれんかったみたいで。

 

食堂のイスに座ったり、ぼーっと歩いたりしてたみたい。

 

しんどかっただろうなぁ…

 

やっぱ環境が変わるとどうしてもね…

 

混乱したり寂しくなったり不安になったりするんだろう。

 

今はゆっくり寝てくれてるから少し安心。疲れてるだろうから身体休めてほしい。

 

 

 

認知症のひとも家族も、社会支援や周りのサポートを受けなきゃやっていけないっていうのは充分実感している上でぽつり。

 

 

 

ばあちゃんは昔から自分のことは自分で全部してたし、家族のことも全部請け負ってたようなしっかりしたひとだったから、着替え介助するとか〇〇ができなかったとかそういう記録みてたら胸がどうしてもぎゅーってしめつけられる。

 

認知症にならなくても年を重ねたら、できてたことができなくなるのは自然なことで、深刻に考えないでおこうって思ってるんやけども。

 

家事育児仕事バリバリこなしてきたひとがなあ…って昔を思い出して苦しくなってしまう。

 

もっとばあちゃんにもできることや、ばあちゃん自身がやりたいって思うことがあるんじゃないかなあって思っちゃう。

 

できることを、できるはずのことを、奪ってるんじゃないかなってたまに悶々と考えてしまう。

 

わたしももっと気を配って、ばあちゃんがばあちゃんらしくできるようにサポートしなきゃだめ…反省。

 

 

ばあちゃんにハグすると…

 

またまたまた久しぶりの更新…

 

続かんのぅわたし。

 

 

 

さて。今日のばあちゃんをば。

 

ズボンを風呂敷代わりにして、一生懸命色んなものを包んでいるばあちゃんめがけて、ハグをしにいったときのはなし。

 

わたし「(ギューーー)ばあちゃん!!」

 

ばあちゃん「わぁーーびっくりした!!ふふふふっ(笑)蝶々がきたんかとおもった!!」

 

 

……蝶々(笑)(笑)

 

孫を蝶々と間違えるばあちゃん。今日もかわいいです。

 

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(我が家ではよくみかける服風呂敷in服)

ぼちぼち。

 

また更新あいたーー。ちゃんと書きたいのに。記しておきたいのに。

 

そういう思いはあるので、ちゃんと、ぼちぼちと、続けますこのブログ。

 

さて。

 

前回の更新から半年。

 

ばあちゃんは今日も元気です。

 

前よりは暴言もはかなくなったし、手も出なくなって、穏やか~に過ごせてるかなって感じです。

 

でも、会話は噛み合いにくくなってるかなあ。

 

こっちが言うことを理解できないことも多くなってきて、悶々とすることも。

 

ここにいない孫がみえていたり、ぬいぐるみを赤ちゃんだと思ったり、私を自分の娘だと思ってたり。

 

まあかわいいしほっこりするんやけどね。それも。

 

かわいいエピソードいっぱいあるけどそれはまたおいおい。(いまめっちゃねむい)

 

ショートステイにも慣れてきて、1泊2日を月1回していたのが、今月から1泊2日を月2回することになりまして。

 

初めこそ施設で寝られていなかったばあちゃんやけども、最近はぐっすり寝れることが多いみたいで。

 

安心。

 

慣れてきたら回数も増やしていこうと計画を立ててくれているところ。じいちゃんもゆっくり旅行に行きたいらしく、2泊とかも考えてるみたい。

 

(それはそれでまた心配なことが増えるんやけど)

 

まあ、そんなこんなで、仲良く、時には喧嘩もしながら、ぼちぼちと、今日も一緒に暮らしてます。(すっごい強引に締めた。だって眠いもん。)

 

 

初めてのショートステイ。

 

 

また更新あいちゃった…ふぅ…

 

更新してなかった間も、まぁいろんなことあったんやけど(毎日いろんなこと起こってるから書いてたらキリがない~(笑)書き留めておきたいけども時間が足りない。)

 

最近の、というか、昨日のことを。

 

ばあちゃんが初めて、ショートステイに行きました。

 

前日におばちゃん(ばあの娘)がばあちゃん連れて身の回りのものを買いに行ってくれたから、持ち物には困らず。こっちも初めてだから色々バタバタしてたんやけど、この点は安心。おばちゃんありがとうー!

 

服をたくさん買ってくれたみたいで。ばあちゃん、毎日何回も着替えて、半袖長袖バラバラに好きなものを着てるから、服は何個あっても困らないの…だからありがたかった。

 

説明はしたけど、ばあちゃんはなにがなんやらって感じで、まさか自分が家族がおらんところに一人で泊まりに行くなんて思ってもないって感じで。

 

歌うたえるよって言ったら、あらまーー嬉しいーーー!聴きに来てくれるで?って言うてた。聴きに行きたいし、なんなら一緒に泊まりたいくらいだわ!心配だから!って勢いだったんやけど。学校あるし、そうもいかず。

 

で、ショートステイに行く日の朝。

 

ばあちゃんはいつも通り、学校に行く私を見送ってくれて、わざわざ外に出て車が見えなくなるまで手を振ってくれて。早く帰ってきてなー!待っとるけんなー!って言いながら見送ってくれたから、胸を痛めたよ。

 

あぁ今日はばあちゃんが帰ってこない家に私は帰るんか…って思うと泣きそうだった( ; ; )

 

私の方が家出るん早かったから、ばあちゃんが施設に行ったのをみてないんやけど、じいちゃんが言うには、私に置き手紙を書いてたらしい。

 

メロンちゃんへ。じいちゃんと一緒に買い物行ってきます。早く帰ってくるからね。待っていてね。

 

こんな内容だったらしい。

 

こんなん泣くやん。

 

じいちゃんもこれ書いてるばあちゃんをみて、かわいそうになったって言ってた。

 

私は、ぜっっったい家で介護したいから、ばあちゃんに施設に行ってほしくないの。デイ利用してもいいけど、家には帰ってきてほしい。でも、毎日、じいちゃんに暴言吐いたりすることもあって、じいちゃんが休めるようにショートステイも考えようかってケアマネさんが言ってくれて。まぁショートだったらなぁ、いいんかなぁ、家族休めるしばあちゃんすぐ帰ってこれるしなぁ、って半分反対半分賛成くらいの割合でいたの。でもでも、まぁーーー想像以上に寂しい。し、むっちゃ心配。

 

寝られてるかな~嫌な気持ちになってないかな~静かにしてるかな~寝られてるかな~寝られてるかな~って考えて私が寝られない。

 

いつも夜はほとんどばあちゃんと一緒におるから、ばあちゃんが待ってる!早く帰らないと!って急いで帰るけど、ばあちゃんがおらんかったら、私家にいる意味がないわって気づいて、へこむし。寂しいし寂しいし寂しいし。

 

よく考えたら、ばあちゃんだけが、家を1晩あけるってことなかったかもって思って。ばあちゃん、家と家族を大切にしてくれてるから昔から、家に帰ったら、絶対ばあちゃんが迎えてくれて、おかえりって言ってくれる環境で育ってきたの。だからばあちゃんがおらん事がすごく違和感。寂しい寂しい寂しい(しつこい)

 

とりあえず、早くばあちゃんに会いたいや。おかえりーー!って言いたい。帰ってきた時笑顔だったらいいなぁ。

 

 

この3ヶ月。

 

ひっっっさしぶりの更新~~~

 

この3ヶ月。わたしも実習やら、授業やら、研究やら、趣味のことやら、趣味のことやら、趣味のことやらでバタバタしてて(趣味ばっかり!)、まったく更新してなかったけど、そろそろ書いておきたいことが溢れてきてウズウズするので書き留めとく。

 

ほんとにいろいろあった。ほんとにいろいろ。ありすぎてまとめられん。くらい。

 

5月の下旬には、ばあちゃんのきょうだいが来てくれて、ばあちゃんと一緒にいてくれた。ばあちゃんが会いたい会いたいって毎日言ってたからこっちも来てくれて嬉しかったし、色々話もしてじいちゃんも発散できたんじゃないかな~って。

 

いつもはいないきょうだいが来てくれて、家がワイワイしてるもんやから、ばあちゃんも時々パニックになって、暴れたり騒いだりっていうのもあり。じいちゃんに噛み付きそうになったときはこっちも引き剥がすん必死になって体力奪われた。ちゃんと話をきいてあげんといかんのやけどね…こっちが落ち着かせてあげなあかんのやけどね…なんせ力強いから…こわいやん家族が傷つけあうのみるの嫌やん…っていう言い訳(笑)

 

6月は、家族に認知症の理解とばあの介護協力をお願いしてた。もっと理解してほしい、認知症ってこういう病気で、だからこうやって対応するのが良くて…みたいなのを(伝われ)みんなに教育(っていうほどのものじゃないけど)してた。

看護学生なのに家族になんもできてない自分がほんまに嫌で嫌で仕方なくて。なんかちょっとでもできたらな~っていうただの自己満。だから家族にはこんなペーペーが出しゃばって申し訳なかったけど。

 

でもみんな優しくばあの対応をしてくれるようになって。協力的になって。ちょっとずつやけどみんながばあを支えてくれるようになった。するとあら不思議!ばあの調子が良くなるじゃないか!これにはほんっま感動した。暴れることもイライラすることも少なくなって。なにより家が平和!嬉しい!やっぱり対応の仕方だよ~~これに尽きるよ~~

 

な~んて思ってたら、ここ1ヶ月くらいかなあ…ばあちゃんに幻覚と帰りたい症候群がはっきりと出現しだして。

 

なにもないのに「そこで小さい子が泣いてる!なにしよん!じいちゃん!どこの子えこの子は!ちゃんと見といてよ!」って言ってみたり、「早く帰ろうじいちゃん!こんなよそ様のところでずっとおれん!家に帰らなあかん!みんな待っとるのに!」なんてパニックになってみたり。

 

いやもう幻覚となると、対応がほんまに難しい。私にはみえん人がばあちゃんには見えてるんやもん。

帰りたい症候群に至っては、もうここが自分の家じゃないから、なにを言っても帰るんじゃ!って言うし。(もちろん落ち着いてることもあるし、家やってわかってるときもある)

 

授業とか本で対応の仕方も習ったけどさあ~なかなか上手くいかんくて。イライラして強く言ってしまったり。それは私だけじゃなくて、他の家族も。うちの家族、ほら、短気やから。

どうにかしたいといろいろ模索しながらいまは毎日我が家の平和を願ってるところ。

 

ばあちゃんが例えば施設に入って家から居なくなることで家が平和になるならそうしてほしい。なんていうのは1ミリも考えてない。そんなん私にとっても家にとっても平和じゃない。

 

ばあちゃんが家にいてくれてるから私もここにおれる。ばあちゃんがいてくれての、家の平和を願ってる。し、つくろうって思う。

 

 

初めてのデイサービス。

 

今日は初めてデイサービスに行った。

 

この一か月の間に何度かケアマネさんや介護士さんが家に来てくれていて。介護認定とか利用先やスケジュールが出来上がっていき、本当にあっという間に進んでいった今回のサービス利用。

 

今、ばあちゃんは、自分が利用者として行くのじゃなくて、施設へ歌手として訪問するって思っているから思いのほか乗り気で。ばあが乗り気のうちに早めに早めにって言ってくれて、今日から週一回の利用になった。

 

きょうのばあちゃんは朝から機嫌が良くて(施設に歌手として歌いに行くって思ってるからわくわくしてる)、いやいや言わずに迎えに来てくれたデイの車に乗ってくれ、スムーズにデイへ行けた。出発はまず一安心。

 

 

初日だからばあちゃんも不安だろうし、雰囲気とか活動内容とかも知りたかったから、じいとおばちゃん(じいばあの子ども)といとこ(外孫)と私も一緒に。

 

ばあちゃんの性格や症状に合わせて行先を考えてくれたから、ばあちゃんもなじめそうで、少人数だから職員さんもしっかり接してくれそうっていうのが第一印象。(あまり詳しくは言えない。個人情報云々こわい。)

 

デイルームに入った瞬間、ばあちゃんを職員さんや利用者さんたちが受け入れてくれて、ソファに座って他の利用者さんと話すばあちゃん。ひゃーひゃー笑いながら話すばあちゃんをみて、胸がほっとした。

 

あまり長くもおれんから職員さんの話きいて、ばあの様子をみて、すぐ帰ってきた。じいちゃんをちょっと探してみたりもしてたけど、笑顔で話しててご機嫌さんだったから大丈夫かな、と。

 

夕方までお願いできるところなんやけど、利用者さんの状態や訴えによって帰宅時間を早くさせることも可能らしくて。

 

初日やし、混乱してるかもしれんから早めに帰ってくるかもなーって話を家族としてたけど、デイの終了時間までしっかりおれた。

 

 

夕方、ばあが帰ってきたとき、疲れた顔じゃなくて笑顔で帰ってきたのにも安心した。他人さんに気遣ってにこにこするところあるから、気疲れしてないかなー自分だけ知らんところに置いてかれたって思ってないかなーなんて思ってたけど、案外上手にいったみたい。

 

(デイ中はどうだったかわからんけど。でも、職員さんも「歌ってほかの利用者さんも楽しそうにしてた」って言ってくれてほっ。)

 

 

 

 

そんなわけで、初日は安心できました。